多焦点眼内レンズについて

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多焦点眼内レンズについて

白内障手術後の度数調整

白内障の手術によって濁りは除去されますが、同時に水晶体のレンズとしての作用も失います。これを補うために眼内レンズを眼に入れることが現在の白内障手術の主流です。

しかし、従来の眼内レンズは「遠くに合わせれば遠くだけ、近くに合わせれば近くだけが見やすくなる」というものです。厳密にいうと、ピントの合う位置が一つしかない単焦点レンズでした。

単焦点レンズによる見え方

単焦点レンズで遠くに合わせた場合のイメージ写真

遠くが見えるような度数の単焦点眼内レンズを挿入した患者さまは、車の運転などで遠くを見る場合などはよいのですが、新聞や携帯電話など近くの物を見る際には、老眼鏡が必要です。

単焦点レンズで近くに合わせた場合のイメージ写真

逆に、近くが見えるような度数の単焦点眼内レンズを挿入した患者さまは、新聞や携帯電話など近くの物を見る際には良く見えますが、遠くの景色などはぼやけて見えます。

多焦点眼内レンズの登場

この点を解消し、手術後に出来るだけ眼鏡を必要としない生活を目的として開発されたのが、
多焦点眼内レンズです。

多焦点眼内レンズを使用した場合

多焦点眼内レンズを入れた場合は、全ての距離にピントが合う訳ではありませんが、遠くの景色も見え、且つ新聞や携帯電話など近くの物も見やすくなります。

このように遠くも近くも眼鏡なしである程度見ることができるのが多焦点レンズの最大のメリットです。

単焦点・多焦点眼内レンズとも手術は同じ方法で行います。

多焦点眼内レンズの特徴

  • 眼鏡なしで遠くも近くもある程度見る事ができる。
  • グレアーやハローが起きやすい。(グレアーとは、強い光を見た時や明るい場所で眩しく感じる事で、ハローとは、夜間に光の周辺に輪がかかって見える事です。)
  • 見え方に慣れが必要。(グレアーやハローの解消や、遠近とも良く見えるようになるためには、脳が慣れる必要があります。年齢や個人間の差はありますが、一般的に数ヶ月程度かかるといわれています。)

多焦点眼内レンズ手術は先進医療!

当院は多焦点眼内レンズ挿入手術で厚生労働省の先進医療認可を取得いたしました。(2009年10月1日)よって当院で多焦点眼内レンズ手術を受ける場合、検査、診察等には保険が適応され、手術当日の手術手技料のみが先進医療の代金となります。以前の自費手術に比べると10万円以上の格差が出ることになります。

多焦点眼内レンズの種類

当院で取り扱っている多焦点眼内レンズは2種類あります。それぞれの特徴は次の通りです。

テクニス(TECNIS)
TECNIS

テクニスは、回折型の多焦点眼内レンズ(遠近両用)レンズです。

瞳孔の大きさに関係なく、近方~遠方が見やすいと言われています。そのため、術後に眼鏡をかける頻度を減らすことがでます。

また、先進医療レンズのため、費用の一部に健康保険が適用されます。

  • 料金 レンズ代350.000円 + 術前と術後の診療費 (保険適用)
プレミアム眼内レンズ(レンティス)
ReSTOR

レンティスは屈折型の多焦点眼内レンズ(遠近両用)です。

ひとりひとりに合わせたオーダーメイドレンズのため、従来のレンズより正確に遠視・近視・乱視の矯正が可能です。

また、グレアー(眩しさ)が出づらいため、夜間の運転する方などに適しています。尚、先進医療適応外のレンズのため、自費手術になります。

  • 料金 501.000円 (術前と術後2ヶ月間の診療費を含む)
  • 乱視用の場合  555.000円 (術前と術後2ヶ月間の診療費を含む)

オーダーメードレンズのため、レンズ注文後の返金はできません。

多焦点眼内レンズ手術の注意点

多焦点眼内レンズの登場は大変画期的なものですが、仕事や趣味、見え方についての希望、眼の状態よっては、お勧めできない場合があります。まず医師にご相談下さい。

多焦点眼内レンズ手術に関してのお問合せは、こちらのお問合せのページよりお問合せください。