こんにちは、八幡西区のさっか眼科医院です。
今回は子どもに多い目の病気についてお伝えします。
目の異常は痛みなどがない場合、外見だけではわかりづらく、保護者の方が見ていても気づくことが難しい場合があります。このような症状、行動があれば何らかの目の障害を抱えている可能性があります。
特に乳幼児は「見えない」と伝えることが出来ません。気になることがあれば早めに眼科へ受診しましょう。
子どもに多い目の病気について
近視
近くのものは見えるが、遠くのものがぼやけて見える状態です。
子どもたちの学業や遊びに影響を与えることがあります。
遠視
遠くのものは見えるが、近くのものがぼやけて見える状態です。
学業に影響を与えることがあり、特に読書や書き物に困難を感じることがあります。
斜視
目の位置がずれている状態で、一方の目が正しい方向を向いている間に他方の目が内側や外側に向いてしまうことがあります。
早期の治療が重要です。
結膜炎
目の表面を覆う結膜の炎症で、赤み、かゆみ、涙目、分泌物などが症状です。
感染性のものもあるため、他の子どもへの感染を防ぐための対策が必要です。
ものもらい(麦粒腫)
まぶたの縁にできる炎症で、赤く腫れたり痛みを伴います。
通常は抗生物質の点眼薬や軟膏で治療します。
これらの病気は早期に発見し、適切に治療することで、子どもたちの視力や生活の質を維持することができます。定期的に眼科検診を行いましょう。
※次回は子供の目の病気(夏の予防と対策)についてお伝えします。