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2025.06.13

(ブログ)初夏のアレルギー?!(原因と対策)

目がかい

こんにちは、八幡西区のさっか眼科医院です。

春の花粉が落ち着いたと思ったら、「また目がかゆい…」「充血が取れない…」と感じている方はいませんか?

実は、初夏(5月〜6月)にもアレルギー性の目の症状が起きやすい季節です。
今回は、眼科医の視点から「初夏の目のアレルギー」について、原因や症状、予防法を解説します。

なぜ初夏に目のアレルギーが起きるの?

春のスギ・ヒノキ花粉のピークを過ぎても、初夏にはさまざまなアレルゲン(アレルギーの原因物質)が飛散しています。

代表的なアレルゲン
イネ科花粉(カモガヤ・オオアワガエリなど)

5月〜7月にかけて飛散。都市部の公園や河川敷にも多く見られます。

黄砂・PM2.5

中国大陸から飛来する微粒子で、目や呼吸器に刺激を与えます。

ハウスダスト(ダニ・カビ)

気温と湿度が上がり、ダニやカビの繁殖が活発に。室内でも注意が必要。

目のアレルギー症状とは?

初夏のアレルギーによって起こる目の症状には、以下のようなものがあります。

  • 目のかゆみ(最も多い症状)
  • 充血(白目の赤み)
  • 涙が止まらない、目やにが増える
  • ゴロゴロする異物感
  • まぶたの腫れや重だるさ

なぜこの時期に悪化しやすい?

初夏は以下の要因で目のアレルギー症状が強く出やすくなります。さらに、「目をこする」「コンタクトを長時間使う」などの日常的な行動も症状悪化につながるため注意が必要です。

    • 気温上昇

皮脂や汗が増え、目に触れることで刺激になる

    • 紫外線

目の表面のバリア機能を低下させる

    • 換気

花粉や黄砂が室内に入りやすくなる

今日からできる予防対策

初夏のアレルギー症状を予防・軽減するには、日常生活での工夫が効果的です。

アレルゲンを避ける

・外出時はメガネやサングラスで目をガード
・洗顔・洗眼で目の周囲を清潔に
・花粉や黄砂が多い日は外干しを避ける

目を守る生活習慣

・目をこすらない(かゆくても我慢!)
・コンタクトはなるべく控える or 使い捨てを使用
・室内の掃除・換気をこまめに

「目薬をしてもかゆみが治まらない」「コンタクトがしみる」など、症状が強い場合は自己判断せず、眼科での診察をおすすめします。アレルギー性結膜炎は、放置すると角膜障害を引き起こすこともあるため注意が必要です。


次回は、「初夏のアレルギー性結膜炎の治療とセルフケア(眼科医が教える正しい対処法)」について解説します。

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