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2026.03.20

(ブログ)視力が良くても油断禁物?知っておきたい「視野検査」の役割

視野検査について

こんにちは、北九州市のさっか眼科医院です。

今回は「視野検査」について、何が分かり、どんな検査があるのかをまとめました。

視野検査とは?

視野検査とは、「どこまで見えているか」「見えていない部分がないか」を調べる検査です。

私たちは普段、正面だけでなく上下左右の広い範囲を無意識に見ています。しかし、視野の一部に異常があっても、日常生活では気づきにくいことが少なくありません。

視野検査では、視力検査では分からない「見える範囲の異常」を数値や図で可視化し、目や視神経、さらには脳の異常の有無を確認します。

視野検査で分かること

視野検査は、次のような疾患の早期発見・経過観察に重要な役割を果たします。

  • 緑内障
  • 脳腫瘍や脳梗塞などによる視野障害
  • 糖尿病網膜症など網膜疾患

特に緑内障は、自覚症状がほとんどないまま視野が少しずつ欠けていく病気です。
失われた視野は元に戻らないため、定期的な視野検査による早期発見が非常に重要です。

視野検査の種類

① 静的視野検査(じっと見るタイプの検査)
静的視野検査(じっと見るタイプの検査)

静的視野検査は、ドームのような機械の中をのぞき、中央の点を見つめたまま周りに出る小さな光を見つける検査です。光が見えたらボタンを押していただきます。
光の明るさや出る場所を少しずつ変えながら、「どこがどのくらい見えているか」を細かく調べます。
主に緑内障の早期発見や経過観察に行われます。
代表的な機器には、ハンフリー視野計があります。痛みはなく、片目ずつ5 分ほどで終わります。
片眼:約5〜10分
両眼:約15〜20分程度

② 動的視野検査(動く光を見る検査)
動的視野検査(動く光を見る検査)

動的視野検査は、正面の1点を見つめたまま、「どのくらいの範囲まで見えているか」を調べる検査です。外側から中心へ向かって動いてくる光が、どの位置で見え始めるかを確認し、視野の広さを測定します。
周りの見え方(周辺視野)を大まかに評価できるのが特徴で、視野が大きく欠けていないかを調べる際に行われます。
代表的な方法が「ゴールドマン視野検査」です。痛みはなく、安心して受けていただける検査です。
片眼:約15〜20分
両眼:約30分以上かかることもあります

なぜ定期的な視野検査が必要なのか

視野検査は、「見えているかどうか」だけでなく、「どこまで見えているか」を確認する重要な検査です。

視野障害はゆっくり進行することが多く、日常生活では気づきにくいのが特徴です。

脳は欠けた部分を自然に補ってしまうため、かなり進行してから異常に気づくこともあります。

特に緑内障のように進行性の病気では、定期的な検査による経過観察が視機能を守る鍵となります。

症状がないからこそ、定期的なチェックが大切です。

気になることがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

 

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